伝票に最適な印刷

当社自社工場の印刷方式は、ネガフィルムから樹脂のハンコ版をつくる力強い印字が魅力の凸版(活版)印刷方式を採用しています。複写の薄紙、一枚ものの単式の厚紙でも、しっかりと印字されます。紙色が白はもちろんイエロー、ピンク、ライトブルーの色紙、また地紋入りの領収証でも視覚的に優れた落ち着いた印字を実感できます。

印字部分が山型になっているのがハンコ版の特徴ですが、弱点もあります。網掛け(グレイ)やスミベタ(■■■)の面積が大きい場合など山型(▲▲▲)が細かく多すぎると、谷部分にゴミが付着してキレイに印刷できないことがあります。入稿やロゴでのご使用の際、ご留意ください。また、印刷前に出たなりの了解をいただくこともありますことご承知ください。

※腕のいい職人が多いので、思った以上に結構上手く処理できると思います。/制作部

※クレームの対象にはなりませんのでご理解を!/営業部

ご参考までに、樹脂ハンコ版をつくる過程をご紹介します。

①ネガフィルムを樹脂版の上にのせてハンコ版をつくります。まずは準備。

タイマーをかけてセットしますが、オーブンでパンを焼くより早くできます。

②樹脂ハンコ版ができました。

③水洗いして乾燥させます。

乾燥は機械本体の引き出しのなかでやります。乾燥は結構、時間かかります。

④出来上がり。山型(▲▲▲)部分がおわかりになるでしょうか?

この版を面付けしながら、印刷機のドラムに巻き付けて印刷します。

名入れは、既に出来上がってきるパターンのハンコ版にある「名入れ箇所」に配置していきます。名入れの校正時の備考にある「名入れの位置が若干変わります」は、ここでオペレーターによる配置加減で変わってくる注意書きになります。